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ビジネス常識がビジネスマナーに悪影響?

ビジネス書にはアカウンティングやマーケティング基礎もありますが、成功事例は基本的に「結果論」です。ですからスティーブジョブスの真似をしたって、あなたの会社はアップルにはなれません。会社規模や業界、商流などの違いもあるでしょうし、一番大きなものは「チャンス」ではないでしょうか。この話は後半に置いておきます。

次にビジネス書に多いのは「管理手法」。メーカーでは大手自動車会社の生産方式や管理方法、さらには思考方法までビジネス書となっています。書いてある内容は勿論なのですが、一番感心するのは「日々進化」ということ。過去の成功事例や過去の価値観に安住しない姿勢に気付いておられるでしょうか?

でも多くの会社では過去の「成功事例」にしがみついている人が何と多いことか。一番困るのが他人の成功事例を自己の成功事例として語る(だけの)人間ではないでしょうか。筆者の身近でも老練な専門家としてプロジェクトに参加している方がおられますが、全く「解決力がない」ことに驚かされます。例えば計測中や制御上の障害となるノイズについて若手の方に、ノイズの発生源は多数ある、ノイズ対策は難しい・・・と延々話をしながら「解決方法」を話さない、というか話せないのです。電気・電子関係者なら誰でもノイズについては厄介な問題と認識しています。今必要なのは「解決方法」。何のために専門家として参加しているのか分からない。他人の「成功事例」を自分の宣伝に使っていたのでは?と疑ってしまいますね。

実は筆者もアーシングについて、この老練な専門家から押し付けられた経験があります。もちろん御当人の担当なのですが、ノイズで測定ができないと大問題になる、と延々言っておいてから「ノイズの影響が出たらアナタ(筆者のこと)の責任だから」と早々に責任放棄!デスクに貼り付いて現場には現れないようになりました。

筆者は仕方なく他のメンバーと業者さんと協力して地下3メートル掘り起こし、十畳位の銅板を埋めるという大工事を決行。「成功事例」を語る人間より「課題解決」できる人間の方が大事だと思いますね。

・・・で、この老練な専門家はクビ?と言いたいところですが、工事が終わったら現場に現れてプロジェクト責任者に「自分がやった」として報告していました。他人の努力を横取りするところは伊達に歳を取っていませんな!

筆者は数年前、歯科用医療機器の上市を手掛けてきました。数十年来、鉄板製・ゼンマイタイマーだったものを樹脂ケース入りの液晶表示(完全電子化)に、さらには2人まで同時に施術できるものまで進化させてきました。ドキュメントを作成し、多くの業者を見つけ、やり取りして製品化して来た訳ですが、ここにも伊達に歳を取っていない人はいました。

ドキュメント(設計仕様書など)と取引業者さえ手に入れば「筆者を排除」と思ったのでしょう。東アジアのどこかの国のヘッドハンティング手法に似ていますが、それを「真似た」訳です。現在、販売中の歯科用医療機器は・・・「それ」です。新製品と「成功事例」の2つを「自分のもの」と喜んだに違いありません。

さて最初の話に「チャンス」を挙げていました。「チャンス」は訪れる前に準備をしておかねばなりません。筆者は商工会議所、県庁を通じて信州大学や長野高専などとも連携を探って準備していましたが、これも後々「棚からぼた餅」になったようですね。でも・・・「自分のもの(成果)」と、老害専門家と同じになっていることでしょう。ビジネス書には書けない手法・・・他人の成果を横取りなんて欲が前面に出たインモラルな「成功事例」そのものですものね。
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プロフィール

サイトーテック

Author:サイトーテック
食品メーカーにて生産技術に携わりながら厚労省HACCP承認を経験。その後、信州・佐久の老舗歯科用医療機器メーカーで製品開発・退職。食品衛生・医療機器安全・労働安全衛生を絡めた「ものづくり」の裏方である生産技術一筋二十数年。一芸より多芸を求められる人間から見た「ものづくり」論。

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